低濃度アトロピン治療
低濃度アトロピンという目薬を点眼する治療法です。
眼軸を伸長させるムスカリン受容体という部位に作用し眼軸の伸びを抑え、近視の進行を抑制すると考えられています。
点眼薬を1日1回使用する事で近視の進行を約50%抑制する事が出来ると言われており、日本ではまだ認可がおりていませんが
世界的には広く行われている治療です。
副作用として稀にまぶしさや近くが見えにくいといった症状が出ることがありますが、点眼を中止すれば治ります。
当院でも近視抑制治療としてまずはこの目薬をお勧めしています。